Blue Mountains Blog

Always look on the blight side of life!!

英国出張 -MIND THE GAPについての考察

ジェイです。

 

今の仕事をするようになってから、急激にイギリスに来る機会が増えました。なぜかっていま勤めている会社がイギリスの会社だからってことなんですけどね。

 

外資系企業に勤めていると電話会議は日常的で、そうすると自ずとイギリス英語に触れる機会が増えるわけで。

 

そう、イギリス英語なんですよ。アメリカ英語とは明らかに違う言い回し、クセのある発音。同じ「英語」なのに全然別の言葉に聞こえてしまうことがあるくらい(アイリッシュとかスコティッシュとかそういう更に次元の違うものについては別の機会があればってことで)。

 

とにかく最初は「あれ、英語できるつもりだったんだけど・・・」と衝撃を受けたものです。留学・駐在経験のない私は、日頃無意識に「アメリカ英語」に触れてそれを身に着けていたんだと。

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(ケンブリッジダウンタウン近くにある公園の風景)

 

イギリス英語というとよく言われるのがタイトルにも書いたあれ。

 

Mind the gap.

 

直訳すると「隙間のことを意識して下さい」って感じですかね。足元注意。この表現ってとても日本的だと思うんですわ。例えば電車で「電車とホームの間に隙間があるところがありますのでお気をつけ下さい」っていうアナウンスが流れるけど、まさにそんな感じかと。ちなみにイギリスで地下鉄に乗ると、このMind the gapのあとにDoor is closing.が続いてプシューッと扉が閉まるんですわ。結構好き。

 

でね、これがアメリカになると

 

Watch your step.

 

になるでしょ。「足元見ろ」って感じ。どストレートの直球勝負。変化球なし。きらいじゃないしわかりやすいけど味もない。

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(ケンブリッジ、ケム川にかかる数学橋)

 

 

ところがですね、イギリスで電車に乗ると出口の方向を指す看板に

 

Way out

 

と書かれている。 私の感覚だと「(外に)出る道」ってことで、Mind the gapの時にあった相手を気遣うような部分が欠如しているような気がしてたんですよ。

 

でも、簡単なことについてはあえてこういうのが英語発祥の国のプライドなのかなあなんて考えていたんですが、昨晩英国女性とお酒を飲みながら(サシじゃなくてチームディナーでね)話をしたら以外な一言が。

 

Exitって見ると直接的すぎて嫌い。Way outの方が柔らかね(Softer)、と。

 

なるほど、いわれてみるとそんな気もする(優柔不断かよ)。うん、Exitてそのまま出口だもんな。Way outの方が「(外に)出るための道はこっちだよ〜」って言っているような気がしてきた!!

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(ケム川と朝焼け)

 

なにが言いたいのかというとですね、言葉って深いなってね。

 

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(キングス・カレッジ・チャペル)

 

あー英語ペラペラになりてー。

 

 

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