香港マカオ出張 -マカオ旧市街とGrand Lisboaが生み出す近未来感
ジェイです。
2日間のカンファレンスも無事終了。 最後のグループディナーまで時間があったので旧市街地側へタクシーで移動。Cotai Centralからおよそ100MOPなので1500円位かな。そうそう、マカオでは自国通貨パタカ以外に、香港ドル、中国人民元が全て使えます。それも実勢レートとは関係なくすべて同じ価値として流通していて、どんな通貨で支払っても基本的にはお釣りはなんとパタカで戻ってくるというマカオの人たちだけがオトクなシステム。だってパタカはマカオでしか使えないからね。すげえわ。
タクシーは3本ある橋のうち、真ん中にあるPte. Gov. Nobre de Carvalhoを通って旧市街地へ。橋の上から見えるGrand Lisboa(2010年開業)のゴールドライタン臭が私の中に潜んでいた何かを刺激しまくります。燃えるし萌えるしもうこの感覚なによ!近未来感満載やん!SF!!
旧市街地でタクシーを下車して街へ。本当は点在する世界遺産を見学しようと目論んでいたのですが、そんなことよりもこの雰囲気に心を奪われてしまい世界遺産どうでもいいモードに。ヨーロッパの雰囲気と中華の雑然とした生活臭の融合って、他のどの場所でも見られない圧倒的なパワーがありますわ。
ちなみにこれは世界遺産の1つですがどうでもいいです。
これこれ!子供の頃観ていた香港映画に出てくるようなこの雑然とした雰囲気が今でも健在でさらに年輪を重ねていると思うと胸熱。
この路地の雰囲気。たまらんわー。ずっと愛でていたいわー。すげえ。すげえ!!
すっかり街の雰囲気に心を奪われてしまったので世界遺産そっちのけでブラブラしていたのですが、そこでふと思い出したのです。この画像を(ネット掲載画像より引用)。
これ、ナショナルジオグラフィックスに掲載されたこの写真。厨二臭満載だけどSF感もいっぱいで近未来へのなにか期待さえ感じてしまう素晴らしい新旧グラデーション。この写真を自分でも撮ってみよう!ってことで現地へ向かってみました。ネットで調べると場所は下の地図のあたりとのこと。現在地からおよそ20分ほど歩くと行けるらしいので早速向かいました。
たしかに雰囲気がある・・・途中振り返りながらGrand Lisboaを見ながら位置確認。まさにネット情報の場所でイケそうな感じや・・・知らぬ間に心臓の鼓動が早くなる。ジェイさん撮影前に倒れそう。そんなに厨二的な部分あったっけ?
で、撮影してみました。
残念ながらナショジオのような雰囲気は出せなかったし、なかなかあの構図どおりの場所を見つけられなかったのですが 、まあそれなりに味のある写真になったのでないのかなと自画自賛。おそらくですが、ナショジオのあの写真は早朝に撮られたものじゃないのかなと想像しています。光の具合が違うし、そもそも細い道路とはいえ日中に路上でカメラ構えていたら轢かれそうだし、あと一眼レフと望遠レンズがないとだめかなと思いました。もしもまたマカオ訪問のチャンスがあったとしたら、そのときは迷わず一眼レフカメラと望遠レンズを持参するつもり。リベンジや!
完全燃焼とはならなかったものの、かなりの満足度とともにグループディナー会場であるLisboa Hotelへ。こちらにあるPortas do Solで中華を満喫して夜の街へ。
夜の雰囲気もいいですなあ。昼夜問わず漂うこの近未来感はきっと皆さんの中にひっそりと隠れていた厨二的な部分を容赦なく刺激することでしょう。
ギャンブルには興味が無いので滞在先のホテルに戻って仲間内でビールタイム。いろいろと今回のカンファレンスについて話をしたり、国際問題について話してみたり、会社の愚痴を言ってみたり下ネタ話してみたり。国籍の違うみんなで話してもだいたい似たような話題になるから人間みんな同じだなと思います。本質的にはみんなおんなじようなものなんだからなんで戦争したりするのかなと不思議な気分になるんだよな。