家族旅行2019春 -尾道(ラーメン)~今治(タオル)~広島(牡蠣)
ジェイです。
ついに新元号が発表されましたね。「平成」から「令和」に。「令」という字が凛としていてとても良い元号なんじゃないかなと思います。
世の中は新年度スタート、新元号発表となにかと話題豊富な状況でしたが、僕は前年度最終日である3/29に、前四半期のミッションだった大型案件をなんとか全てクローズすることができ、予定通り2週間のサバティカル休暇中(僕が勤める会社は4年働くと1ヶ月間の休暇が取れるのです!)。現実的に1ヶ月連続で休むというのは日本人的にはかなりやりにくい部分もあるため、2週間を2回に分けて取得というのが通例になっていて、今回がその2回目。新年度から土日を含んで16連休という好スタート😀
子供達もちょうど春休み真っ只中。4/2〜3の2日間は以前より計画していた家族旅行で広島みで飛んできました。今回もマイルを使ってフライトとホテルを手配することができました。合計でおよそ7万マイルほど。出張族であることのありがたみを痛感。
旅行計画当初は広島市内でいろいろと散策をと考えていました。しかし出発前日にビールを飲みながらGoogle Mapsを眺めていると、岡山や四国までも車さえあれば簡単に行けるのではないかということに気が付きました。そこで、最近は国内線ではANA/JALともに無料で開放しているWiFiサービスを使って機内でレンタカーを手配。空港到着後さっそく自動車で繰り出してみました。
最初の目的地は尾道。尾道というと坂の街、そして大林宣彦監督の尾道三部作を思い出しますが、ここはやっぱり「尾道ラーメン」でしょう。
尾道ラーメンとはこういうものです。
尾道ラーメンは1947年に「朱華園」を開業した台湾出身の朱阿俊が提供したラーメンに始まったと言われる。醤油味ベースのスープに平打ち麺。トッピングに豚の背脂のミンチを乗せたものは現在でも朱華園で「中華そば」として提供されている(ウィキペディアより引用)。
レンタカーを借りたのも広島に向かう上空という行き当たりばったりの状況でしたので、尾道ラーメンといってもどこに行けばいいかは全員「?」の状態。助手席の妻にお願いして「尾道ラーメン」というキーワードで引っかかったのが、上記引用部分でも名前が出てくる「朱華園」さん。ひとまずトップに出てくるオススメのお店に向かうことにしました。
午前11時開店で現地到着が午前11時20分頃。しかし平日火曜日にも関わらず店外には既に長蛇の列!でもここで諦めてしまっては勿体ないということで列に加わることにしました。メニューは「中華そば」「叉焼麺」「ワンタン」「餃子」のみでとてもシンプルということもあってか、20分ほど並んで着席することができました。
お店の暖簾をくぐるとこのような銅板。
とてもシンプルなメニュー。入り口で注文と支払い。僕は叉焼麺、妻はワンタン、娘たちは中華そばをそれぞれ注文。そして焼餃子8個をサイドで。
注文と支払いをするとカラフルな番号札を渡されます。番号はきっと関係なく色で注文を区別しているようですね。こちらの番号札をテーブルの上に置いておきます。
待つこと10分ほどでしょうか。まずはワンタンが到着。澄んだスープ、そしてゴロゴロと浮かんでいる豚背脂のミンチ。あっさりした味のスープなんですが、この背脂ミンチがアクセントになっていて美味い。ワンタンも肉厚。
こちらが中華そば。平打ち麺にスープが絡んで最高。
叉焼麺。ローストポークのような柔らかい叉焼、そして甘みのある脂身。支那竹の具合も絶妙で美味い。さすが尾道ラーメンのルーツと言われているお店の一品です。美味しくいただくことができました。
美味いんだけどこの背脂ミンチはちょっと食べるのを控えめにしておきました。もういい歳ですからね。
食後は朱華園の道路向かいにある「山本の餅屋」にてデザートを購入。
すっかり良い気分になったので四国は愛媛県今治市までのドライブです。人生初のしまなみ海道!途中のパーキングエリアで休憩を兼ねて島々の風景を楽しみながら今治までおよそ2時間弱の工程を楽しみました。瀬戸内海の海は本当に真っ青でものすごくきれいでした。
今回、愛媛県今治市を目指したのは、ただただ今治タオルを満喫するため!
今治タオルを満喫するためにはやっぱり大型店に行くべきでしょ!ってことで「今治タオル本店」に向かいました。
広々とした店内。そして落ち着いていながらも目を引くカラフルなデザイン。
店内には大きな織り機も展示されていました。
タオルという日常品でこの雰囲気を出せるのは素晴らしい。目移りしてしまうほどの各種タオル、またタオル生地を使ったいろいろな商品が陳列されていて見応え、買い応え十分です。
僕はタオルハンカチ2枚とマフラーを購入。家族もそれぞれお気に入りの商品をカゴに入れて合計1万円ほどのお買い物になりました。満足度はかなり高い!
みんな大喜び。
目的を果たし、とんぼ返りで広島へ。同じくしまなみ海道を本州方面に向かい、そして山陽自動車道を西に向かって一路広島。途中事故渋滞に巻き込まれてしまい結局3時間弱かかってしまいましたが無事広島駅でレンタカーを返却してホテルにチェックイン。
ホテルはリバーサイドビューのお部屋をお願いしておいたので、元安川沿い平和記念公園の桜並木や原爆ドームまでが部屋から一望できる絶景。
少し慌ただしいですが、荷物を置いて準備をしてから早速夕食のために予約しておいたレストランへ徒歩で向かいました。場所は「Oyster Bar MABUI」。
入店後早速ビール。店内はカジュアルで過ごしやすい。そしてなぜか我々以外にはおひとりさま日本人おじさんを除いてお客さんは全員外国人という異様なムード。ホテルにも外国人観光客はたくさんいましたが、レストランがほぼ外国人貸し切り状態になっているってのはちょっと不思議な雰囲気になるものです。Trip Advisorなど海外系のガイドに掲載されていて高評価なのかしら?
少し不思議な気分になったものの、お料理はどちらもとても素晴らしいものでした。このいくらとサーモンのポテサラは娘たちが気に入って2つ注文しちゃいました。
そしてオイスターバーの醍醐味である生牡蠣。5つの異なる産地のものを食べ比べ。海のミルクと言われているだけあって、どの産地の下記も濃厚な味が堪らない。
カキフライも大ぶりで美味い。
牡蠣のソテー。
そして2本目は「広島オイスタースタウト」。牡蠣を殻ごと入れて作っているとHPにありますが、どうやって作っているんだろ?気になるなあ。味はスタウトらしく甘みがあって飲みやすいビールでした。
そして牡蠣の白ワイン蒸し。
自家製ロースハム。
このお店、都内にも系列店がいくつかあるようですね。広島といえば牡蠣。気になった方はぜひ足を運んでみてください。美味いです。
夕食後は家族旅行の定番となっている、風呂上がりのアイスクリーム(子供用)&お酒とおつまみ(大人用)をスーパーマーケットで購入。広島の夜景を眺めながら(実際には僕以外はみんなTV眺めてたけど)風呂上がりのまったりタイムを過ごしました。やっぱり旅行は楽しいね。