小田原散歩 -小峰御鐘ノ台大堀切東堀
ジェイです。
すっきり晴れ渡った日曜日。でもまだまだ真夏の暑さで身体的にはかなり辛いですね。でもここ最近は週末くらいしかしっかり走れないので身体に鞭打ってランニングしてきました。本日は海コースならぬ山コースで自分を律しようと思ったのですが、この選択は間違っていましたね。山登りはやっぱり辛い!
まずは平地を小田原城址公園まで。ここまではおよそ4kmの起伏のないコース。まあ余裕ですわ。
馬出門から城址公園に潜入。
お城まで登ろうかと思ったのですが、本日想定していたコースはそちらを回るとちょっと遠回りになるので割愛することにして、いつも年始のお参りをさせていただいている報徳二宮神社の鳥居を愛でてから山登りスタートです。
途中小田原競輪を通り過ぎ、小田原高校、相洋中学高等学校を超えてさらに登ります。
そしてやっとの思いで本日の目的地である小峰御鐘ノ台大堀切東堀に到着。ここまで登ってくる間に2回もストップしちゃいました。普段平坦なコースばかり走っているからちょっとだけでも山登りは足と心肺器官にガツンときますね。ほんとつらかった。
そんな辛い思いをしながらなんで登ってきたかというと、先ほども書きました大堀切を堪能したかったからということに他なりません。
北条氏の時代に小田原城を守るために掘られた土塁の底の部分が遊歩道になっているのです。とにかく圧巻の景色だし、歴史的にも非常に価値のある場所だと思うのですがまあいつ来ても誰もいない。せっかくこんな素晴らしい遺構が公開されているんだから実際に体験してみるべき。土塁の斜度が半端なくてでもその斜面に直角に木が育っていて、平衡感覚がおかしくなること請け合いです。
片方の斜面に合わせて撮影。
とても静かで癒されますよ。小田原駅から15分ほど歩けばとうちゃくできるのですが、坂がきついので心構えをしっかりして向かってください。
市道に出て相模湾を一望。この辺りはお屋敷が多いエリアで各家の門構えがとても立派です。どうしてお金持ちの皆さんは山の上に家を持ちたがるんですかね。眺めはいいけど不便極まりないと思うんだけど、そう思っちゃうのは自分が庶民だからなんですかね。
山を一気に下って早川漁港に到着。
先日紹介したお隣の根府川駅もいいですが、こちら早川駅の駅舎もノスタルジックでナイスです。大昔、ユーミンの「優しさに包まれたなら」がかかるSuicaのCMで使われてましたよね。
そんなこんなで合計8.3kmのランニング完了。ここ最近は往路だけ走って復路は電車で帰るというのが定番化してしまっていいような悪いような。
追伸:
小田原駅ビルのラスカにも入っていますが、国道1号線沿いにあるこちら「菜の花」という和菓子屋さんおススメです。僕のお気に入りはバター入りのどら焼きとバウムクーヘン。お近くにお越しの際には是非。箱根にもお店があるから行かれたことがある方多いかもですね。