香港マカオ出張 -ヒルサイドエスカレーター
ジェイです。
超ショートトリップですが、マカオに向かうまでの間に香港ぶらり散歩をしてきました。ラウンジでシャワーを浴び、スッキリしたボディーで街へ。香港島までは使い慣れたAirport Expressで。価格はHK$115、およそ30分程度で到着。
香港駅で荷物を預けて街へ。目的地は映画の舞台に何度もなっている「ヒルサイドエスカレーター」。世界最長と言われているエスカレーターです。
Wikipediaによると(引用):
中環至半山自動扶梯は、英語名「ヒルサイド・エスカレーター」もしくは「ミッドレベル・エスカレーター」と呼ばれ、香港島のビジネス街中環から、骨董街と英国植民地時代の建築物が立ち並ぶハリウッドロード(荷李活道)を横切り、ソーホーを抜けて高台の高級住宅地「半山区」(ミッドレベルズ)にいたるエスカレーターである。
とのこと。高低差135m、全長800mを23機のエスカレーターで繋ぐというもの。世界最長といっても1機のエスカレーターが長大ってことではないので期待し過ぎるとちょっと「えっ」てなっちゃうかも。でもとになく長いし映画にも出てきた場所だし、俄然私の気持ちは高まります。
ここが入り口。朝9時くらいに現着したのですが、この時間は高台にある高級住宅地からの通勤客を多く迎えた後なのでそのままエスカレーターは下りのみ。つまりここから135mを全て徒歩で登るということになるのです。まあ予想はしていたけどね、私のバックパックにはMac、iPad、Kindle、その他各種デバイスが入っていてかなりの重さ。キャリーバックを預けたのは正解だったけど、ある種の修行が始まります。
このエスカレーターはSOHO地区を横切るので、左右の景色を眺めるとこじんまりとしたおしゃれなお店がたくさん並んでいます。今回は朝早い時間だったので特に立ち寄りませんでしたが、夜だとまた違った顔が見られるんでしょう。
えっちらおっちら40分ほどかけて最上部へ。もしかしたらこの先もあるかも?だったんですが、地図を見ると直線距離的にはVictoria Peakとかなり近かったのでおそらくトップを極めたんだと思います。きっと。
登っている途中にも先日のスーパー台風Mangkhutが残した傷跡が方々で見られましたが、山の上でも同じくその被害はまだ残っていました。街路樹が軒並み倒されていてかなりひどい状況。
下りはやっとエスカレーターに乗車。ただただひたすら下ります。
SOHOあたりでエスカレーターを途中下車。少し街を散策してみます。香港にはおそらく20回以上は足を運んだことがあるのですが、ここ最近とても増えているイギリス出張の後で足を運ぶのはこれが3回目。1997年に独立するまではイギリス領だったということもあってか、今になって街並みをみていると随所にイギリスを感じる街づくりですね。イギリス由来のお店も多かったり、返還から20年経ってもその雰囲気があるのはいいなって思いました(下記写真はこの話と特に関係ないけど)。
10年ぶりくらいにLan Kwai Fong(ランクアイフォン)にも行ってきました。香港人の友達から「ここは香港の六本木だ」と紹介されてウハウハ言いながらお酒を飲みに来ていた頃が懐かしい。
街中を走るトラム。これにもよくお世話になりました。
荷物を引き取ってフェリー乗り場までぶらり。台風の時は大変だったろうけど、すっかり落ち着いた海の青。
ランチは熊本発祥で世界で頑張るラーメンチェーン「味千拉麺」。
香港によく来ていた頃は空港にあるお店でかなり食べた味。個人的な感想ですが、「やっぱり日本のラーメンは美味いなあ〜」っていう海外でよく感じるあの懐かしさを感じない日本のお店なんですよね。それでも好きなの。なんでだろ?ってか、味千拉麺って日本にも店舗展開しているのね!びっくり。でも日本の総店舗数の10倍が海外店舗ってところがすごいじゃないですか。これぞ日本のグローバル企業だ。
その後はフェリー乗場に。チケットはオンラインで予約すると簡単に乗船可能。周りにいる中国語で積極的に話しかけてくるダフ屋から買うとかなりお得に乗れるんですが、まあその辺りはご自身の判断でどうぞ。会社での出張で数百円の経費節約したって意味ないもんね。ってことで私はFirst Classのチケットを購入っと。
およそ1時間でマカオ・タイパフェリーターミナルに到着。First Classだと飲み物とオヤツも付くし、座席も広々しているしとても快適です。
実はマカオに来るのは人生初。1999年までポルトガル領ってことで、街の至る所にいまでもポルトガル語の看板がたくさんあるのね。今回滞在したのは新しい島。旧市街(Old Town)には世界遺産もたくさんあるとのことなので、時間を見つけて行ってみることにしてみましょう☺︎