クリスマスプレゼントとハードボイルド
ジェイです。
今日はクリスマス・イブ。娘たち(小5と小1)はまだサンタクロースを信じているのでずっとそわそわ。でも25日は朝早くに出かけないといけないため、そんな期待をある意味裏切る形で今朝プレゼントを渡しちゃいました。思いがけないサプライズで朝から大興奮の娘たち。
小1の次女は前から欲しがっていたLaQのクリスタルセット。
小5の長女は大好きなハリーポッターの20周年愛蔵版4冊セット。
ふたりともとても喜んでくれたので良かった。特に長女はスイッチのゲームとかじゃなくハリーポッターの本がほしいと言ってくれたのが良かったかな。ゲームも楽しいけどやっぱり本がいいよ、デジタル全盛のこの時代にあえての紙の本。これもKindleを渡して読書週間がついてきたことの成果なのかも。2週間毎に一緒に図書館に行って本を借りているのも続いているし、いい傾向だなと思っています。勉強の成績にはまだその効果は発揮されていないものの、まあそのうち何かいい結果をもたらすことでしょう!
私は先日、愛読しているハヤカワミステリマガジンで見つけた大好きな作家ローレンス・ブロックの最新文庫を購入。
ローレンス・ブロックとの出会いは大学生の頃かな。最初に読んだのがベストセラーになった「800万の死にざま(Eight million ways to die)」。主人公のアル中探偵マット・スカダーがかっこよくて、彼の真似をしてブラックコーヒーにバーボンを垂らして飲んだりしたものです(今でもたまにやってます)。ローレンス・ブロックの小説に出てくる会話はとてもウィットに富んでいてどれも素敵。あまりに好きすぎて海外に行ったときに英語で書かれた原書も購入して読んだけど、原書だとやっぱり正確に意味を把握するのは難しかったです。ってことは、あのウィットに富んだ会話は翻訳家の田口俊樹さんの文才によるところも大いにあるんだろうなと思います。
まあとにかくローレンス・ブロックの作品は「800万の死にざま」以来、過去に遡って全部読破。そして新しいものが出るとそれも買い揃えるようになりました。そしてこれをきっかけに「ハードボイルド」というジャンルにすっかり傾倒し、レイモンド・チャンドラーを始めいろんな作品に手を付けるようになりました。ローレンス・ブロックに出会わなかったら、違った生き方をしていたのかもしれないなって思います。本って、結構大きく生き方とか考え方に影響を与えるものですもんね。
電子書籍であれ、紙の本であれ、これからもたくさん楽しんでいろいろと吸収したりリラックスしたり、読書とうまく付き合っていきたいなと改めて思いました。
泥棒は図書室で推理する―泥棒バーニイ・シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
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殺し屋 最後の仕事 (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)
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