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ヨーロッパ出張 -ぶらりフランクフルト  ~ドイツの鉄道駅の魅力とRamen Jun

ジェイです。

 

ヨーロッパ出張最終日。いつも通り早起きしたものの予報通り小雨交じりの朝だったのでランニングはパス。いつもより遅い時間に軽めの朝食でスタート。

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荷物のパッキングをしてチェックアウト。ニュルンベルク10時発のEssen行きICE724でフランクフルト中央駅を目指します。

 

ホテルからニュルンベルク中央駅までは徒歩で5-6分。キャリーバックをコロコロしながら地下道を進みます。ドイツの地下鉄(U Bah)や近郊鉄道(S bahn)は改札がないんです(というか、そもそもどの鉄道にも改札がない)。U-Bahnの場合、一応改札機能がありそうなポールが立っているものの、そのポールに何かをしてから駅に入る人/出る人を見かけたことがないんですよね。もちろんちゃんと切符買ってからのるようにはしていますが、長距離鉄道以外で検札されたことないし、完全なる性善説のもと運営されているのかな?詳しい方に教えていただきたいです。

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地下街にあるニュルンベルクの壁画モニュメント。来年も来られるといいな。
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駅に到着。
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一服しながら暫しの休憩。電車を待ちます。
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疲れていることを理由に1等車コンパートメントを予約しておいたので、のんびり読書しながらフランクフルトまで約2時間の鉄道旅。この道中はハーランベーコン著「偽りの銃弾」を読みながら。普段はあまり女性が主人公の本を読むことはないのですが、こちらの作品はとても面白く読むことが出来ました。先日の中町信さんの本に続いてオススメなんでぜひお手にとってみてください。

偽りの銃弾 (小学館文庫)

偽りの銃弾 (小学館文庫)

 
模倣の殺意 (創元推理文庫)

模倣の殺意 (創元推理文庫)

 

 

ということで、気が付いたらあっという間にフランクフルト中央駅に到着です(左側の格好いいやつでやってきました)。
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ヨーロッパの鉄道駅は開放的だし旅情をこれでもかというくらい掻き立てる独特の雰囲気がありますよね。もうむちゃくちゃカッコええ。
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例えばこの電車の行き先はベルギーの首都ブリュッセル。隣のプラットフォームにはオランダのアムステルダム行きが発車の準備中。日本に住んでいると陸路で外国に行くったあたりが理解の限界を超えているので、こういうワクワク感がヨーロッパ鉄道駅の魅力をさらにアップさせているのかもですね。もしくは昔読んだ沢木耕太郎の「深夜特急」の世界観を僕が脳内で蘇らせているのかもな。
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深夜特急(1?6) 合本版

深夜特急(1?6) 合本版

 

 

 

こちらがフランクフルト中央駅の外観。ため息しか出ない荘厳さです。日本だとこの手の味を出せるのはやっぱり東京駅の丸の内側だけだろうな。他の大きなターミナル駅はみんな近代的な風貌に変わっちゃってますもんね。
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さてここから5時間ほどのぶらり旅。中央駅構内の荷物預り所に荷物をお願いして(1日€6.5、現金のみ)、ランチを求めて街に繰り出しました。目的地はフランクフルトでNo. 1と評されているRamen Junというラーメン屋さん。中央駅から徒歩10-12分くらいで到着しました。面倒な方はU-Bahnで1駅のMesseまで来ると徒歩数分で辿り着けると思います。

 

お店の外観はこんな感じ。なかも結構こじんまりしてます。店内はカウンター8席くらいと2-4人がけテーブルが8-10くらいかな。落ち着いた雰囲気のお店でした。
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初めてのお店ではメニューの一番上にあるものを選ぶのが最も無難だと思っているので、今回も迷わずとんこつラーメン(€9.0)を注文。ラーメンが出てくるまで日本のビールで暫し喉を潤します。海外のビールももちろん好きなんだけど、やっぱなんだかんだ言って日本のビールが一番口に合うよな。

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ビール飲みながら写真の整理していたらラーメンが到着。とんこつと言うもののこってり感はなく非常にあっさりした味。もともと新潟のお店とのことですが、僕にとっては長浜ラーメンっぽい味だなって印象でした。麺を硬めにしてもらえるのならそうしたかった…。
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こちらは海老餃子。海老がプリッと1尾ずつ餡子と一緒に大胆に包まれてます。こりゃ美味い。
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このお店カードの支払OKです。すっかり満腹になったので街歩きスタートです。ここから徒歩30分ほど向こうにあるフランクフルトのシンボルである大聖堂を目指して出発です。

 

歩き始めてすぐにもう1軒のラーメン屋さん「匠」を発見。このお店もネットで出てましたね。次回機会があったら足を運んでみようかしら。
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オペラ座。シンプルに駅から大聖堂を目指していたら多分ここには来なかっただろうな。ラーメン食べに行ってよかったわ。
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ここからグローセボッケンハイマー通りをぶらぶら。

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こんなちょっとした風景も味があるな。ドイツに来るとメルセデス・ベンツが普通にタクシーとして走っているので流石地元ブランドなんだなと思います。
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こちらがゲーテ銅像Goethe Platzという場所にドドンとそびえ立っています。


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過去にゲーテに対して興味を持ったことがないので個人的には何も思うことはないですが、ゲーテは1749年8月にここフランクフルトで生まれたようですね(学がなくて申し訳ない)。そしていまでもゲーテハウス(Goehe Hous)として生家が博物館になって一般開放されていますよ(下の写真、入館は有料です)。

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ルーテル教会(右)。ここはS-BahnのFrankfurt (Main) Hauptwache駅になってます。
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こちらがPaul Platz。中世のお城みたいですがフランクフルトの行政機関が集まっているエリアのようです。すげえ雰囲気!
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こちらが市役所・区役所とのこと。なんかお菓子のお城みたいでみんな甘そうな感じ。

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こちらが有名なレーマー広場。
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目的地の大聖堂に到着。早速中に入らせていただきました(拝観無料)。
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宗教に対しては特になにもない僕ですが、ヨーロッパを訪問すると教会に足を運ぶ機会が多いのも事実。そして中に入るとその雰囲気と静寂に包まれた環境にはなにか感じるものがあるのが不思議な気持ちにさせます。神様を信じてその宗教を信仰することは心に平穏をもたらすのだろうなとは思いますね。
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スッキリした気持ちになれたのでキャンドルをひとつ。
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その後はマイン川沿いの遊歩道をぶらり。こちらは川の対岸にある福音教会。
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こちらがアイゼルナーシュタグ(鉄の橋)。恋人たちが永遠の愛を誓って南京錠を橋にかけていくようで膨大な数の南京錠に彩られていました。
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アイゼルナーシュタグの遠景。小さな橋ですがとてもいい雰囲気ですね。調べてみたところ第二次大戦で破壊されて再構築されたのは1993年とのことです(結構最近やないかい!!)
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さらに遊歩道をぶらり。マイン川沿いにずっと線路が敷かれているんだけどこれは廃線なのかな?少なくとも僕がブラブラしている間にはずっと静かだったので。廃線跡だとしたら…この雰囲気は絶品ですよ。少しでも鉄分のある方は訪れる価値アリです。
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なにか歴史的な建築物かと思ったらシュタインゲンベルガーフランクフルターホフという五つ星ホテルでした。
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フリードリヒ・ストルツェの銅像。ごめんなさい、誰だかわからないです。
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歴史的な建造物がたくさん残るフランクフルトですが、ドイツきっての金融街という側面もありますので高層ビルもたくさん立ち並んでいる大都会です。こういう風景ってヨーロッパにはたくさんある印象ですよね。
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Euro-Skulpture。
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散々歩き回って疲れたので駅に戻りましょう。縦列駐車とフランクフルト中央駅。ヨーロッパはこの縦列駐車の風景がとてもいい味を出していると思います。街並みと合ってるんだよな。
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中央駅で荷物の引き取りをしていたらところ、もじもじしている若い女性が二人。きっと日本人だなと思っていたら意を決して「す、すいません!」と話しかけられました。やはり卒業旅行で女の子2人でドイツ旅行に来たようでちょうどフランクフルトに到着したばかり。荷物を預けたいけどどうすればいいか分からないって困っていたのでもちろんヘルプ。このあと2週間ドイツで楽しむとのことだったけど、嫌な目に合うことなく楽しく過ごせると良いなって思いながらお見送りしました。海外でいろいろと知見を増やせるといいね。

 

 

フランクフルト空港まではS-Bahnで。およそ20分で到着です。JALは第2ターミナル出発なので空港駅からは電車で移動。無事チェックインも完了してSakura Loungeで軽めの晩ごはん。JALのラウンジなのでカレーがあるのが嬉しいですね。
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トマトジュースをいただいて搭乗です。フランクフルトはパスポートチェックを受けたあとに手荷物検査。持参したボトルにお水を入れようかと思ったけど、手荷物検査のあとじゃないとダメだろうってことで保留にしていたんだけど、手荷物検査受けたあとにはお水を補給できる場所は残念ながらありませんでした。手荷物検査の時に前に並んでいた人がボトルに水を入れたままチェックを受けてたからドイツだと液体もったままでもパスできるのかな?

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ということでこれにてドイツ・イギリスの出張完了です。ドイツをぶらぶら歩いてみまして感じたのは、ドイツも魅力的だけど僕個人としてはやっぱりイギリスの方が好きかなってこと。歩き疲れた時にフラッと立ち寄れるパブがたくさんあるのがいいのかもですね。ま、ヨーロッパというエリアが好きな僕にとってはどちらもいいんだけど

 

 

A03 地球の歩き方 ロンドン 2019?2020

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