英国出張 -ロンドンTonkotsu
ジェイです。
お仕事でイギリスに来る時は常に目的地はケンブリッジ。そしてフライトは(会社が許す限り)基本的にはANAのフライト。ってことは出発時間が19時頃ってことで、ロンドンに滞在できるのは1日。これが現在のロンドン訪問の条件。
つまり、しばらくの間日本食から距離を置いた状態で、さらに限られた時間の中、何がしたいかというと「ラーメン」が食べたくなるのが人情ってもんです。よね?
そんな バックグラウンドから、ジェイさんはロンドンでは少なくとも1食はラーメンを食べることをルールとしているのです。
今回もそんなルールを厳守するために、金曜日のお仕事が終わり次第ロンドンに向かい、ラーメンを食べることにしましたよ。今回訪問したお店は”TONKOTSU”というお店。調べてみるとロンドン市内には何店舗か展開しているようです。
今回はいくつかあるお店の中から、St. James Market(ピカデリーサーカス近く)にある店舗に足を運んでみました。ちょうど夕食どきだったので行列ができているかな〜なんて思っていたんだけどすんなり入店。店内は小洒落たバーのような雰囲気。日本だと考えられない「ラーメン」という料理のニッチを感じますな。
こちらがメニュー。もちろん全部英語。外国人が日本にやってきて「英語メニューはないのか?」っていう気持ちがとてもわかるようになる仕打ちです。
このお店の醤油はキッコーマンならぬヤマサ。
そしてこのキンキンに冷えたグラス!これは明らかにイギリス人が普通は考えることがないまさに「ジャパニーズスタイル」。生温い冷えていないビール(個人的には大好きなんだけど)を飲み続けたところでコレに遭遇すると膝カックンレベルで打ちのめされます。
うめえ〜、ビールうめえ〜〜〜。
ラーメンが出来上がるまでKaraageをいただきます。こちらの唐揚げ、外はカリカリ中はジューシーでとっても美味い。唐揚げの衣にはゴマと薄切りにしたナッツが混ざっているような感じもしましたが、これは私の勘違いかもしれません。でもとにかく美味い。
着席と同時にテーブルに供されるこの特製ラー油を唐揚げに垂らすとそれはもうパラダイス。辛さが絶妙〜。このラー油はお持ち帰りように販売もされているようです。
そして待ちに待ったラーメンがこちら。Theater Menuというお得なセットにはなぜか含まれていなかった、いわゆるお店の看板メニューであると思われる”Tonkotsu”ラーメン。お値段£11。ま、ロンドンでの標準価格かな。
固めに仕上げられた半熟卵。そしてたっぷりのネギとモヤシ。柔らかく仕上げらたチャーシュー(そしてシンプルに「骨」とプリントされた丼)。
スープを一口いただいて衝撃。美味い!ロンドンでここ最近大人気の金田屋を、個人的には超えているんじゃないかなと思う美味さ。突き詰めると、少しコクが足りないかなぁとも思うけど、十分に及第点です。この味にロンドンで出会えるとは。丁寧に時間をかけて仕込んだんだろうなって味。
しけしなぜこのお店、行列ができていないのかがとっても不思議。他の日系ラーメン店(一風堂や金田屋、SHORYUなど)は軒並み行列で入店待ちなんだけど、このお店はスルッと入店可能(ちなみに土曜日のお昼時にもお店の前を通りましたがやはり行列なし、店内もお客さんはまばら)。不思議だな、この味の良さがイギリス人にはわかんないのかなあ。
ラーメン天国日本からやって来た日本人のジェイさんは、このお店に太鼓判押します。美味い。絶対に一度は足を運ぶべき!
ラーメン完食。スープ完飲は健康を考えてギリギリのところで控えました。
まあ日本の標準から考えると、為替の問題もあるにせよお値段高めのロンドンラーメン。でも、日本食が恋しくなったそんな時は、お金のことは後で考えるとしてやっぱり食べておいた方が良い!ってのがジェイスタイル。これからも積極的にロンドンだけではなく、海外に行った時にはラーメンを食べ続けますぜ。
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