Blue Mountains Blog

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横浜散歩 -キリン横浜ビールづくり体験

ジェイです。

 

お仕事休んでオトナの遠足に行ってきました。キリンビール横浜工場で開催されてた「ビールづくり体験教室」です。同僚と以前から話題になって盛り上がっていたイベントに試しに申し込んだところ見事に当選!平日開催ってのがポイントだったのかもだけどかなりラッキーかも。

www.kirin.co.jp

 

キリン横浜工場があるのは、薩英戦争のきっかけとなったあの「生麦事件」があった横浜市鶴見区生麦。京急本線生麦駅から徒歩10−15分位の場所にあります。

honcierge.jp


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9amに現地集合、ってことでいつも仕事に行くときよりもかなり早く家を出て向かいました。オトナの遠足なのでワクワクどきどき。
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ビールづくり体験では、開催日によって作れるビールが異なります。今回は「下面発酵」タイプの日だったので、下の画像の右側にある5種から選択。我々のチームは「ボヘミアンピルスナー(横浜ビアザケ)」を選択。横浜開港150周年記念で明治時代の製法をベースに作り込む特別なビールとのこと。いやあ楽しみ!
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ちなみに「ビールづくり体験」は有料です。1チーム(最大6名)で30,000円。我々はmaxの6人で参加したので1人5,000円。まあまあいいお値段のように見えますが、自分たちのオリジナルビールを、ビールの本場キリンで作れるって経験を考えると安いもんです。そう、ここで作ったビールは6週間後に指定した配送先に送られてきますよ!330mlボトルが30本も!!!

 

尚、お昼ご飯もセットになっているので、工場内にあるビアポートというレストランで下記メニューから選択OK。

 

ビール工場でのランチなのにビールが飲めない!?とお思いかもしれませんが、ここで飲んでしまうと午後の体験に響くことも懸念されるということで、ここ最近は終わるまでビールはお預けのようです。昔は飲めたらしいので、きっと過去にいろいろとトラブルもあったんでしょうなあ・・。
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この日は工場内の窯の清掃作業をしており、普段は見られない窯の中身を垣間見ることができました。撹拌するための装置が迫力満点。
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さて体験スタート。ちなみにインストラクターの方の写真をウェブにアップすることは無問題とのことだったので遠慮なく。今回は進藤さんという可愛らしい女性インストラクターが我々のチームの担当になってくださいました。
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こちらが原料になる麦。細かい数字忘れちゃいましたが、14Lのお湯の中に確か4.2Kg?の麦を投入して撹拌しながら煮出しました。結構タフ。
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ビールづくりは「温度」と「時間」がかなりキーになるとのことで、デジタル温度計とストップウォッチを巧みに使い分けながらの作業です。写真撮影禁止だったのでもちろん撮影していませんが、ビールづくりの綿密な工程表に従いながらの地道な作業です。でもこれが美味しい一番搾り麦汁を作るためには必要な作業なので、みんなで汗かき交代しながら頑張りました。
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趣は料理教室のような感じでしたが、実際にはうまい麦汁を作るためにひたすら撹拌を続けるという地味で体力が必要な作業。ずっと立ちっぱなしだったので結構疲れます。
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奥にちらっと写っているのが工程表。左下に「撮影不可」のマークがあるので遠巻きにぼかしながら。こういう時iPhoneポートレート機能は便利です。
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こちらが今回使った麦芽。横浜ビアザケには左下のピルスナー麦芽を使用しました。焙煎の仕方で色んなタイプの麦芽を作って、配合することで様々な種類のビールを作るんですって。各種1粒ずつ試食しましたが、それぞれ味が全く違っていて、ビールづくりって奥が深いなあって関心しきり。
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麦汁づくりも佳境です。ここから濾過器に入れて一番搾り麦汁を作ります。
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こちらが濾過器
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そしてこちらが一番搾り麦汁!!!もちろん試飲しました。美味しいし、とても感慨深かった。各チームの一番搾り麦汁を飲み比べもしたんですけどね、我々のチームのものが一番美味かったな(っておそらく全チームの方々が思っているはず)。
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この次の工程(儀式)がホップの投入。見た目は悪いけど、香りはなかなか。これでビールに魅力的な苦味と香りが加わりますよ。

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ホップにも色んな種類があって、それぞれ香りが全く違う。個人的にはファインアロマのザーツと日本産(岩手県)のいぶきの香りがお気に入りだったな。
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ちなみに、キリンビールから毎年10月頃に発売される「一番搾りとれたてホップ」というビールは、この日もいろいろと教えてくださったインストラクターの方々もホップの投入を手伝った特別なビールなんですって(下の写真は2017年のもの)。今年は10月23日に発売されるようなので、上の写真にある岩手県で収穫された「いぶき」がたっぷりと使われた香り豊かな一番搾りをぜひ楽しんでみたいです。

【2018年】一番搾り とれたてホップ生ビール 350ml×24本

【2018年】一番搾り とれたてホップ生ビール 350ml×24本

 

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13時、ここで午前中の工程は終了。参加者全員で工場内にあるレストラン「ビアポート」に移動してランチです。前述の通り、お昼のビールはNGなので、かわりにノンアルビールで気分を盛り上げます。美味い。
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ランチはなかなかのボリューム出し、味も良いし、言うことなし。ちなみに飲放題付きBBQもあるし、ビールづくり体験でなければジンギスカンも食べられたりなので、ランチだけで足を運ぶってのもアリかも。
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www.kirin.co.jp

 

ランチのあとはちょっとだけ工場見学。その前に前室的なところでビールのお勉強。ゲーム感覚で遊べるものもたくさん用意されているので結構楽しめます。
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続いて午後の工程。かなり香りが変わってきましたぜ。ここで3回目のホップ投入。
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こちらが違う日程で生徒さんたちが仕込んだビールたち。低音でしっかり管理され、発酵が徐々に進んでます。
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この最下部に溜まっている白いのが、発酵を頑張ったビール酵母なんですって。
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これらビール酵母は再利用されるので、こうして別の恒温槽で管理されてました。
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ビールづくりに戻りましょう。こちらがホップを投入し、煮込んだ麦汁をグリグリ撹拌して、残ったホップのカス。
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ビール酵母投入!ビールができるのはこの日から6週間後。ってことで11月の下旬にオフィスに30本のビールが送られてきますよ。いやあ楽しみ。すでに社内のカレンダーには11/20に和室会議室での宴会のインビテーションが届いていました。待ちきれないですな。
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こんなラベルが貼られたビールが送られてくるんですって。我々のチームのものは黄緑色のやつですね。楽しみ楽しみ。

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16時、お楽しみの試飲タイム。下記ビールの中から3杯いただきました。一番搾りプレミアムが香りも良くて一番美味かったなあ。
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16:30にすべてのスケジュール終了。館内にあるおみやげコーナーでガッツリ買い物をして外へ。しかし飲み足りない我々は同じく敷地内にあるSVB(Spring Valley Brewery)にてクラフトビール満喫タイム。
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このレストラン、ビールももちろんなんだけど料理もうまい!
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私はOn the CloudとDaydreamという2種類のビールをいただきました(下の2枚の写真はともにDaydream)。On the Cloudの方は柑橘系の香りが豊かなとても飲み口が軽いビールでどストライク。ネットで購入しようと思います。
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以下URLのDrinxというサイトで購入できるようです。お店でも販売されていたSVBオリジナルのグラスとかもネットで購入できるので興味を持たれた方はぜひご覧になってみてください。

https://drinx.kirin.co.jp/

 

丸一日、結構たいへんだったけどとても充実した時間を過ごせました。平日にお仕事休んでこういう時間を過ごすのってものすごく大切かも。
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キリンでのお土産ですが、私はビール用のタンブラーを買いました(800円)。底の部分に富士山がデザインされているかなり重厚なグラス。昨年夏に御殿場にあるキリンのウィスキー蒸留所を見学した時に、同じデザインのウイスキー用グラスを購入していたので、これで2つ揃ったことになりますな。 

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さて、今日も飲もうかな!

 

追記:

本日、この体験会で仕込んだビールが届きました。明日の夜、オフィスで試飲会。待ちきれないわー。

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追記2:

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オフィス内畳ルームで試飲会開催しました。ビールに詳しい同僚曰く「下面発酵の割に以外とフルーティーだね」とのこと。単なる酒飲みの私のコメントは「美味い!」です。少し薄めでしたがぐいぐい飲めました。

 

よくよく見てみるとアルコール6%。なかなかのパワービールでした。また作りたいですね。

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日本のクラフトビール図鑑

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