英国出張 -ロンドンのWeWork&ココイチのカレーライス初潜入
ジェイです。
今日はケンブリッジ最終日。最近入社した同僚を本社所属のキーマンたちに紹介するというのが本日のミッション。2013年に入社してから7年目の僕の過去20回以上にわたる本社出張の中で築いてきた人脈を見せつけることができればミッションコンプリートと言っても過言ではないでしょう。
腹が減っては戦ができぬ。
今朝も駅前のプレタマンジェ(Pret A Manger)。この日は軽めにバケットサンドとチップスにラテ。
アボカドと卵のバケットサンド激ウマ。プレタはバケットの具合がいい!
午前9時にホテルロビーで集まってタクシーで本社に移動。特に予定を抑えている訳ではないので、各キーマンの居室を電撃訪問しながら捕まえていくというゲリラ&ローラー作戦を実行。その結果、新入社員が上司から支持されていた「ケンブリッジで会っておくべき人15人」のうち、13人との面会に成功(2人は物理的に不在)。ジェイさんの人脈の広さを存分に見せつけることができました。よくやった。その他、通りかかったおエライさんとか、個人的に仲のいい同僚とかを紹介もしたので、彼はきっと「ジェイさんすげえ」と信じているのではないかと思います。HRの仕組み的にも僕がBuddyとして面倒を見なくてはならない人でもあるので、軽めのマウンティングもきっと功を奏してくれるのではないでしょうか。よくやった(2回目)。
ランチは軽めに社内食堂で。アメリカみたいに無料でサーブされることはなくちゃんとお支払い。£3.70也。
午後3時くらいまで新人同僚に付き合っていましたが、そろそろロンドンをぶらりしたくなったので早めに切り上げて移動です。ケンブリッジからロンドン(King's Cross)まではノンストップ特急で45分、いろんな駅に停まるタイプだと1時間半。今回はいいタイミングでノンストップに乗れてラッキー。
ということであっという間にロンドン到着。毎度おなじみハリポタで有名なキングスクロス駅の駅舎です。
風にはためくイングランド国旗。反対側の塔はユニオンジャックがはためいてました。
キングスクロス駅からパディントン駅までは地下鉄で移動。Circle & Hemmersmith Lineに乗車して10分強で到着です。途中にあるベイカー街(Baker Street Station)は仄暗くものすごく雰囲気があるので要チェック!
ジェイさんがなぜ急いでロンドンに来る必要があったのかというと、ここ最近日本側でも愛用しているWeWorkというシェアオフィスに行きたかったからなのです。このシェアオフィスは新聞でも色々と話題になっているのでご存じの方も多いかと思います(2017年のソフトバンクによる3億ドルという大型投資、更にWeWork Japanを設立して日本国内でも積極展開など)。この9月に予定していた上場が延期になったりでちょっと波風立っていますが、会員は世界中にあるオフィスを自由に利用できるという素晴らしいシステムです。よって新横浜勤務でありながら大阪梅田にあるWeWorkの正式メンバーである僕もロンドンでふらりお仕事で立ち寄ることができちゃうのです(有料会員に渡されるクレジットを使って予約をする必要あり)。
大急ぎでホテルにチェックインして、あるきながらオフィスをブックして、涼しいロンドンなのに額に汗を浮かべながら初潜入。今回お世話になったのはこちら。
ちなみにロンドンだけでも、オープン前のものも含めて51ロケーションあるようです。日本と比較しても圧倒的に多い。これだけあるとかなり便利だろうな。
外部メンバーが気軽に利用できるのはこういったオープンなエリア。もちろん予約すれば会議室なども問題なく使えますが、ゆったりしたソファ、カジュアルな雰囲気でオープンエリアでも十分にお仕事捗っちゃいます。
日本のWeWorkでも同じですが、ビールが無料で楽しめるのがとてもいいのです。日本の場合、空港ラウンジにあるようなグラスを設置すると傾けながら美味しい泡とともにサーブしてくれるマシンが設置されているのですが、ロンドンのWeWorkではIPAやPale Ale、さらにはCiderなどを自らサーブするスタイル(Tap Beerってやつですね)。これは嬉しい!調子に乗って2杯飲んでしまいました。仕事する気なし!
さすがロンドン、トイレの個室もおしゃれ(っていうか結構怖いかも)。
尚、僕がどうしてもロンドンのWeWorkに来たかったもう一つの理由(というか唯一の理由)はこの各拠点でデザインされたステッカーを入手するため。色んな所に行って色んなステッカーを入手できました(Dublin、Manchester、Mumbaiはロンドンで入手したので行ったことないです)。WeWorkのモットーである"Do What You Love"の精神に則った正当な理由だと自分では考えてます。
ということでこのDo What You LoveとLondon、Osakaはお気に入り。
あと地元Yokohamaもおしゃれでナイス。
WeWorkでのお仕事(目的)も達成できたのでパディントン駅から地下鉄に乗ってピカデリーサークル駅へ移動。ここからレスタースクエア駅までは徒歩。
そして英国出張最後の夜の晩ごはんに選んだのがこちら。日本人なら誰でも知っている超有名カレーライスチェーンであるカレーハウスCoCo壱番屋です!実は昨年12月にロンドンに初出店しており、ちょうどその1ヶ月後くらいに訪問する機会があったのですが雪混じりの雨にも関わらず長蛇の列。
今回はむちゃくちゃいいタイミングでお店についたのか、並んでいる人はなし。ただし満席のため5分ほど外で待っていたらスルッと入店できました(その後お店の前に長い列があっという間にできたのでいいタイミングだったのかも)。
お店の外観は日本と変わりません。お腹がグーグーなり始めました。
ココイチとは思えないおしゃれな内装。さすがロンドン。
メニューは全編英語か?と思ったら
普通に日本語たっぷり。日本人観光客にも分かりやすくて優しい仕様です。
ちなみに日本だとライスのレギュラーが300gですが、こちらロンドンでは250gがレビュラーサイズになっています。更に辛さの調整は日本では有料ですが、こちらロンドンでは無料でLevel5まで上げられます。日本だとメニューには10辛まで記載があるのでお店の方にLevel5は10辛相当なの?と確認したところ日本で言う5辛よりもちょっとマイルドなくらい(その店員さんの印象として)とのことだったのでLevel5を注文してみました。
今回はポークカツカレーにほうれん草トッピング、セット2というミニサラダ、ソフトドリンク、アイスクリーム、スープの中から2つ選択できるセットを注文して、ミニサラダとアイスティーを頂きました。
待つこと10分くらいでしょうか。念願のココイチカレーがサーブされました。ロンドンでココイチが食べられる日が来るとは!生きててよかった!!
お味の方ですが日本のカレールーに比べるとちょっとドロッとしている印象。日本のココイチだとカレールーがかなりサラッとしているじゃないですか。そういう感じじゃないです。ポークカツは日本のスタンダードポークカツと手仕込みポークカツの間って感じのお味でした。ほうれん草は品種の違いなのか結構ガツッときます(個人的にはこちらのほうが好き)。Level5は日本の5辛よりもマイルドって話でしたが、これは前述の通り店員さんの個人的味覚からのコメントですね。十分に辛かった(でも美味い)。ただ残念なのがライスがそれほど美味しくないってことですね。ライスは品種の問題なのか、イギリスのお水の問題なのか、はたまたイギリスの電圧で絶妙な炊き具合をコントロールできる炊飯器がないのか…。ボテッとしていたちょっと残念でした。それでもとにかくロンドンでココイチが食べられるのはものすごく嬉しい。長期出張の時とかはここで日本を懐かしむってのもありかなと思います。
問題点はお値段のこと。今回注文したメニューだと税込みで£18.23。£=135円くらいだったのでこれで約2500円という超高級カレーライスの出来上がりとなってしまいます。ロンドンで食べる日本食ってことで考えるとまあ普通ですが、やっぱりお財布には優しくはないですね。長蛇の列を作るイギリス人たちはきっとみんな大金持ちなのか、はたまた気合を入れた大切なデートなのかも(以前台湾の友人から、台湾ではココイチはおしゃれなデートをするお店と聞いたことがあるので)。
ちなみにテーブルに置かれている福神漬が、こちらロンドンでは桜漬け(さくら大根)になっていました。なんか理由があるんですかね?
ココイチでお腹も心も十分に満たされたのでロンドンぶらり散歩を再開。チャリングクロスロードを北上。
夕焼けがきれいな時間になってきました。
歩くこと10分弱で大好きな書店であるFoylesに到着。
いつ来てもワクワクするこの店内の雰囲気。
またも、きっと読み切ることがないと思われる洋書を2冊買ってしまいました。
Radical Candor: How to Get What You Want by Saying What You Mean
- 作者: Kim Scott
- 出版社/メーカー: Pan Books
- 発売日: 2018/03/08
- メディア: ペーパーバック
- この商品を含むブログを見る
Start With Why: How Great Leaders Inspire Everyone To Take Action
- 作者: Simon Sinek
- 出版社/メーカー: Penguin
- 発売日: 2011/10/06
- メディア: ペーパーバック
- この商品を含むブログを見る
Foylesをあとにしてトッテナムコートロード駅へ。夕焼けがたまらなく美しい。
ここからは地下鉄に乗ってランカスターゲート駅へ。
ランカスターゲートからは徒歩でパディントン駅へ移動。
ホテルに戻る前にいつものパブタイム。今回は初めてのお店"The Pride Of Paddington"というパブに入ってみました。
いくつかテイスティングさせてもらった末にGuardsmanというビールを1パイント(£4.7 ≒ 635円)。しれっと払っているけどよく考えると結構いいお値段してますね。
少し駅から離れているのでこのあたりはのんびりムードなのがいいところ。
今回の英国出張、最後の夜でした。今回は予定的にロンドン滞在時間が非常に短かったのでその点ではちょっと不完全燃焼感があったけど、行きたかったところには全部行けたので良かった。次回の出張の際にはやっぱりロンドン2泊くらいはしておきたいなぁって考えています。でも今年は予定がないから次は来年ですね〜。